●made
speedometer. 
伊瀬聖子

●price :
\4,725
●color :
Navy/Gray
●size :
XS , S , M , L
●ボディ展開:

XS:オリジナル

S , M , L:アンビル

●商品番号
T4-29


 

XS
S
M
L
Gray
Navy








<CONCEPT>
団鬼六の「真剣師 小池重明の光と影」のように棋士の世界は真剣そのもので、一対一の構図がこれほどまで緊張感を高める場はそうあるものではない。自分のメッセージを伝える時に一番重要なのは、相手をボカさないことである。駅前のやかましい政治家のオッサンの演説が右から左へ通り抜けるのは、誰に向けて言っているのかがあの短い時間では分からないからである。相手を具体的に設定しないメッセージは、時として扇動やコマーシャルやファッションだけに陥ることがあり、それらは無自覚で空っぽの警告を世にまき散らすにすぎず、結果として駅前演説のオッサンと同じことになる可能性がある。僕は、純度の高いメッセージとは「個人 対 大衆」ではなく「個人 対 個人」の連続にある、と思う。というかこれは確かなことだと断定したい。
現実的に、大衆がメッセージを受け取ってくれるような個人というのは世の中のほんのわずか一握りで、その一握りの個人は概して痛烈なメッセージを排除することが多い。それ以外の個人、例えばこれを読んでいるあなたや僕のような個人が発信するメ
ッセージに大衆はまったく興味を示さない。あたりまえやけど。だから個人のメッセージは、伝えたい相手をできる限り具体的に設定し、それらの相手にひとりずつ確実に伝える意外にない。つまり「一対一」の連続が自分のメッセージを伝えるために一
番大事なことだと思う。もちろん「一対一」の場では、相手があなたの発言に激怒し、あなたはドツかれるかもしれない。それで眼鏡のフレームが曲がるかもしれない。口が切れて二、三日は熱いものが食べられないかも知れない。が、真剣にメッセージ
を相手に伝えるとはそういうリスクもあって当然である。・・・「一対一」とは、アウトプットを大きく拡げず、自分の等身大の相手に伝えるということ。まぁ要するにビールをグラスで飲むよりストローで飲んだ方が早く酔うみたいな、と、ここにきて急に原稿を書くのが邪魔臭くなったので突然テキトーな例えになったが、なんかわかるやろ?わからん?ま、だいたいでええねんけどな。



<PROFILE>
speedometer.
本名:高山 純
中学時代にパンク・ニューウェーブの洗礼を受け、バンド活動を開始。95年頃、サンプラーを入手したことをきっかけに打ち込みでのサウンドプロダクショ ンに傾倒。自然な流れとして独りユニット「speedometer.」が誕生。97年1st.アルバム"SPEEDOMETER"を発表し、以降も順調 にカタログリリースを重ねる。03年には、レーベルをfelicityに移籍し、MIHO、岩田アッチュ(NIRGILIS)、モユニジュモ(イルリ メ)をゲストに迎えた5枚目のアルバム"thermo"を発表する。『サンプラーを駆使しリビルドされた(ブレイク)ビーツと美しくコラージュされ歌へ と昇華されたメロディの断片』という唯一無二のspeedometer.サウンドは、ジャンルにカテゴライズされる事を拒絶し、よって様々なジャンル (ブレイクビーツ、ダウンテンポ、アブストラクト、HIP HOP、エレクトロニカ、ポストロック)の方々よりの高い評価を受ける。04年は、様々なコラボレーションもののカタログを様々なレーベルより様々な形 態でリリースしていく予定。あくまで予定。

伊瀬聖子 Shoko Ise 
彼女の写真やビデオ映像によって切り取られる「時間の経過や外的な力によって否応無しに変化していく」日常の風景や事象は、美しいと同時に切ない、独特 の空気感を持って観る者を静かに惹き付ける。同じ音響学科で学んだspeedometer.のアルバムジャケット、ビデオ等のアートワークのほぼ全てを
手掛け、その映像と音像の高次でのコラボレーションは高い評価を得る。現在はいろいろな方面でビデオ制作を手掛けるなど、映像を中心に活動中。